小海(読み)コウミ

デジタル大辞泉 「小海」の意味・読み・例文・類語

こうみ【小海】

長野県東部の町。千曲ちくま上流域を占め、松原湖がある。高冷地農業畜産を行う。

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精選版 日本国語大辞典 「小海」の意味・読み・例文・類語

こうみ【小海】

長野県中東部、八ケ岳北東のふもとの地名高原野菜栽培がさかん。松原湖があり、小海線が通じる。

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改訂新版 世界大百科事典 「小海」の意味・わかりやすい解説

小海[町] (こうみ)

長野県東部,南佐久郡の町。人口5180(2010)。千曲川の上流域に位置し,西部には八ヶ岳のすそ野が広がる。千曲川に平行してJR小海線,国道141号線が走り,千曲川沿いと山麓斜面を流れる中小河川沿いの標高800~1200m付近に集落が散在する。千曲川と相木川の合流点に位置する馬流(まながし)と土村(どむら)は古くから谷口集落として発展した。主産業は農業で,稲作のほか,高冷地に適したキャベツレタスなどの野菜類,花卉の栽培,畜産が行われる。スケート場,ワカサギ釣りで有名な松原湖,千代里牧場などの観光地があり,松原湖畔の諏訪神社には武田信玄寄進の梵鐘重文)がある。
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