小童べ(読み)こわらべ

精選版 日本国語大辞典 「小童べ」の意味・読み・例文・類語

こ‐わらべ【小童・小童部】

  1. 〘 名詞 〙こわらわ(小童)
    1. [初出の実例]「大方禿(かぶろ)なる小童部といへども、手を習ふ心なく、ただ足をひぢりこにする思ひのみあり」(出典海道記(1223頃)市腋より萱津)

こ‐わらわべ‥わらはべ【小童・小童部】

  1. 〘 名詞 〙こわらわ(小童)
    1. [初出の実例]「陰陽師のもとなるこわらはべこそ、いみじう物は知りたれ」(出典:枕草子(10C終)三〇〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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