小腹が立つ（読み）こばらがたつ

精選版 日本国語大辞典

こばら【小腹】 が 立(た)つ

少し腹が立つ。妙にしゃくにさわる。

※四河入海（１７Ｃ前）二〇「我れ一夜悄々と愁て、くいくいと小腹が立て悲しきぞ」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

小腹こばらが立た・つ

少し腹が立つ。ちょっとしゃくに障る。「からかわれたと思うと―・つ」
[類語]怒おこる・怒いかる・憤る・八つ当たり・いじける・ひねくれる・すねる・ひがむ・ねじける・ねじくれる・ふくれる・気色けしきばむ・むくれる・むかつく・むかっと・むかむか・むっと・むしゃくしゃ・むらむら・くしゃくしゃ・不快・不愉快・不機嫌・不興・憮然・仏頂面・虫の居所が悪い・風向きが悪い・胸糞が悪い・けった糞が悪い・気を悪くする・つむじを曲げる・はらわたが煮え返る・臍を曲げる・怒り付ける・怒り狂う・腹立つ・腹が立つ・向かっ腹が立つ・腹を立てる・怒り心頭に発する・癪しゃく・小癪こしゃく・癪しゃくに障る・癇癪かんしゃく・冠を曲げる・堪忍袋の緒が切れる・向かっ腹ぱら・やけっ腹ぱら・業腹・業を煮やす・逆上・青筋を立てる・憤懣ふんまん・わなわな・虫唾むしずが走る・反吐へどが出る

出典　小学館