小舟町(読み)こぶねちよう

日本歴史地名大系 「小舟町」の解説

小舟町
こぶねちよう

[現在地名]函館市入舟町いりふねちよう

明治三二年(一八九九)に設けられた町で、函館港の改良工事による弁天べんてん台場地先埋立によってできた五町の一つ。なか町の西、たなごま町・山背泊やませどまり町の北に位置する。船入澗(現函館漁港)が設けられ、小さな漁船が出入りする所ということで、小舟町とした。明治三八年の戸数九八・人口四一七(伊藤鋳之助文書)。同四二年の町域面積は六千八九二坪(函館区統計)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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