小菅孝蔵(読み)こすが こうぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小菅孝蔵」の解説

小菅孝蔵 こすが-こうぞう

1829-1913 江戸後期-明治時代の医師
文政12年生まれ。万延元年父の跡をつぎ近江(おうみ)犬上郡久徳村(滋賀県多賀町)で開業。明治3年男鬼(おおり)村(彦根市)で集団発生した腸チフスの治療にあたり,終息させる。のち郡医師会を創設漢学田中芹坡(きんぱ)にまなび,漢詩社をつくった。大正2年死去。85歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android