小葉中心型肺気腫(読み)しょうようちゅうしんがたはいきしゅ

世界大百科事典(旧版)内の小葉中心型肺気腫の言及

【肺気腫】より

… 肺気腫は組織形態のうえからは三つに分類される。すなわち,小葉の中心部にある呼吸細気管支が破壊され拡大する小葉中心型肺気腫centrilobular emphysema,肺胞道や肺胞囊の破壊を伴った拡大を示す汎小葉型肺気腫panlobular emphysema,瘢痕(はんこん)の周囲や胸膜下に孤立性に生じる巣状型肺気腫focal emphysemaである。
[成因,症状など]
 臨床上みられる肺気腫症の大部分は高度喫煙者の中高年者であり,男子に多く,小葉中心型を示す。…

※「小葉中心型肺気腫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む