小袖袴(読み)コソデハカマ

デジタル大辞泉 「小袖袴」の意味・読み・例文・類語

こそで‐はかま【小袖×袴】

小袖を着た上に袴をつけた服装鎌倉時代には略装であったが、江戸時代には小袖が上着となって正装とされた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小袖袴」の意味・読み・例文・類語

こそで‐はかま【小袖袴】

〘名〙 男女ともに下着とする小袖の上に袴だけをつけた略装。衵(あこめ)や袿(うちき)の類を省いた下姿(したすがた)。小袖が上着となるに従って、江戸時代には正装とされた。
俳諧・曾良随行日記(1689)「御輿真葛の奥に隠しいれ 小袖袴を送る戒の師〈不玉〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android