小謹(読み)しょうきん

精選版 日本国語大辞典 「小謹」の意味・読み・例文・類語

しょう‐きんセウ‥【小謹】

  1. 〘 名詞 〙 小さな物事をつつしむこと。細かなことに注意すること。細謹(さいきん)
    1. [初出の実例]「誠に大事の前の小事也。されば大孝は小謹をかへりみずといへり」(出典:平治物語(1220頃か)中)
    2. [その他の文献]〔管子‐形勢解〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「小謹」の読み・字形・画数・意味

【小謹】しよう(せう)きん

小事にこだわる。〔管子形勢〕小するは、大立せず。(ししょく)(粗食)するは、肥體せず。

字通「小」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android