小谷芙美(読み)こたに ふみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小谷芙美」の解説

小谷芙美 こたに-ふみ

灰谷健次郎児童文学「兎の眼」の主人公
新卒結婚早々の小学校教師。問題行動をする子供や塵芥(じんかい)処理所の長屋にすむ人々とのふれあいを通じて,人間的な成長をとげる。作品は昭和49年に刊行。教師の内面葛藤がなまなましくえがかれている作品として共感をよび,ミリオンセラーとなった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android