デジタル大辞泉 「小選挙区比例代表併用制」の意味・読み・例文・類語 しょうせんきょくひれいだいひょう‐へいようせい〔セウセンキヨクヒレイダイヘウ‐〕【小選挙区比例代表併用制】 小選挙区制と比例代表制の選挙を同時に行い、比例代表選挙の得票率によって各政党に議席数を配分し、小選挙区選挙の得票数によって党内の当選者を決める選挙制度。ドイツやニュージーランドで導入されている。日本の衆議院議員総選挙で行われている小選挙区比例代表並立制とは異なる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵 「小選挙区比例代表併用制」の解説 小選挙区比例代表併用制 ドイツの選挙制度で、小選挙区制と比例代表制を組み合わせたもの。有権者は2票を持ち、比例区は政党に、小選挙区は候補者に1票を投じる。まず、比例代表選挙で得られた政党の得票数に応じ、各政党の議席数を決定する。次に、小選挙区で当選した候補者は優先的に当選人となる。各党に配分された議席数から小選挙区の当選人の数を引き、残りを比例代表名簿から順次選ぶ。 (蒲島郁夫 東京大学教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報