小野倉蔵(読み)おの くらぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野倉蔵」の解説

小野倉蔵 おの-くらぞう

1908-1997 昭和後期-平成時代の福祉活動家。
明治41年2月24日生まれ。戦災孤児救済のため,昭和21年山口県下関市に中部(なかべ)少年学院を開設,108名の孤児と共同生活をはじめる。26年乳児預かり所を併設。おおくの子供たちを社会におくりだした。58年全国養護施設協議会会長。62年吉川英治文化賞。平成9年11月6日死去。89歳。群馬県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android