小鼻が落ちる（読み）コバナガオチル

デジタル大辞泉「小鼻が落ちる」の意味・読み・例文・類語

病人が衰弱して死に近づくとき、小鼻の肉がそげ細るのをいう。
「平吉の顔は…―・ちて、脣くちびるの色が変って」〈芥川・ひょっとこ〉

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(小鼻の肉がそげ落ちる意) 病人が衰弱して死に近づいたさまをいう語。

※ひょっとこ（1915）〈芥川龍之介〉「小鼻が落ちて、脣の色が変って、白くなった額には、油汗が流れている」

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