少微(読み)しょうび

精選版 日本国語大辞典 「少微」の意味・読み・例文・類語

しょう‐びセウ‥【少微】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 小さくかすかなこと。すこし。わずか。微少
      1. [初出の実例]「送君南浦靄雲飛、別後詩情仰少微」(出典新編覆醤集(1676)一・和朝鮮国信使東溟所寄詩)
      2. [その他の文献]〔欧陽脩‐滝岡阡表〕
    2. 鳥「かわせみ(翡翠)」の異名。〔壒嚢鈔(1445‐46)〕
  2. [ 2 ] 星の名。太微の西にある四つの星。
    1. [初出の実例]「太白昼見経天、即歴軒轅、留宿少微」(出典:日本三代実録‐貞観一七年(875)五月一四日)
    2. [その他の文献]〔史記‐天官書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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