尚寅(読み)しょう いん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尚寅」の解説

尚寅 しょう-いん

1866-1905 明治時代の政治運動家。
尚泰王19年10月16日生まれ。琉球の尚泰王の次男宜野湾間切(ぎのわんまぎり)を領地としてあたえられ,宜野湾王子朝広と称する。明治12年琉球処分(沖縄県の設置)により国王とともに上京。旧王家を世襲県令とする特別制度をもとめる政治結社公同会を太田朝敷(ちょうふ),高嶺朝教らとともに組織した。明治38年2月17日死去。40歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android