尾崎喜久(読み)おざき きく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾崎喜久」の解説

尾崎喜久 おざき-きく

1872-1953 明治-昭和時代,尾崎紅葉(こうよう)の妻。
明治5年生まれ。もと備中(びっちゅう)(岡山県)新見(にいみ)藩の漢方医樺島玄周の娘。明治24年結婚,36年紅葉と死別し,4人の子供をかかえ生活にくるしむ。戦時中,千葉県下で苦境にあった際には,菊池寛志賀直哉(なおや)らの援助をうけた。昭和28年1月21日死去。81歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android