尾頭付(読み)おかしらつき

精選版 日本国語大辞典 「尾頭付」の意味・読み・例文・類語

おかしら‐つきをかしら‥【尾頭付】

  1. 〘 名詞 〙 尾と頭のついた、一匹まるのままの魚。神事の供え物、祝い事などに用いる。現代では、「尾」を丁寧の意の接頭語「お」の意識で使うことがある。
    1. [初出の実例]「尾頭(オカシラ)つきの大焼物あぢは昔にかはらめや」(出典浄瑠璃・賀古教信七墓廻(1714頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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