居木橋村(読み)いるぎばしむら

日本歴史地名大系 「居木橋村」の解説

居木橋村
いるぎばしむら

[現在地名]品川区大崎おおさき一―三丁目・同五丁目

上大崎村・下大崎村の南、北品川宿の西に位置し、南は南品川宿。目黒川の右岸地域で、一部に北品川宿との入会地がある。集落はかつては目黒川沿いにあったが、氾濫で被害を受け、現在の大崎二丁目から三丁目にかけての台地に移住したという伝承がある。田園簿に村名がみえ、田方一〇三石余・畑方七七石余、幕府領。元禄郷帳では高二三〇石余。品川宿の助郷で、享保一〇年(一七二五)の東海道品川宿助郷帳(品川町史)によると勤高二三〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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