居計(読み)いばからい

精選版 日本国語大辞典 「居計」の意味・読み・例文・類語

い‐ばからいゐばからひ【居計】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その場から動かず、頭の中だけで計画を立てること。
    1. [初出の実例]「しからずはなんぞすみやかに敵国をほろぼさざる、腰ぬけのゐばからひ」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)下)
  3. すわったままで人に指図をすること。
    1. [初出の実例]「宮の裏門迄車をやれとゐばからひ」(出典:浄瑠璃・本田善光日本鑑(1740)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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