屋根山(読み)やねやま

世界大百科事典(旧版)内の屋根山の言及

【昭和新山】より

…1943年12月以降1年余の火山活動によって生成された。新溶岩はデイサイトで粘性が極めて高く,地下からの貫入によって土地を隆起させ屋根山と呼ばれるドーム状の新しい山体をつくったのち,溶岩円頂丘を地表に突出させたものである。43年12月28日以降有珠山一帯を襲った連続的地震が活動の先駆で,翌44年1月に入ると震源は東麓に集中し,東麓部の地盤隆起と地裂発生が観察され,とくに東麓斜面標高120~150mの字九万坪の畑地が地盤隆起の中心となり,6月23日この地に最初の水蒸気爆発が起こった。…

※「屋根山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android