属望・嘱望(読み)しょくぼう

精選版 日本国語大辞典 「属望・嘱望」の意味・読み・例文・類語

しょく‐ぼう ‥バウ【属望・嘱望】

〘名〙 のぞみをかけること。前途将来に大きな期待をもつこと。矚望
東京日日新聞‐明治二五年(1892)六月一七日「政府の此会に属望したるは頼て其国防及び国家経済に属する進取政略を貫行せんとしたるに在り」
※帰れる父(1919)〈水守亀之助〉「謹厚で酒一滴飲まず、遠大の志望を抱いてゐた父は、今に大政治家になると郷里人達嘱望(ショクボウ)されてゐた」 〔後漢書‐李固伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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