屡立つ(読み)シバタツ

デジタル大辞泉 「屡立つ」の意味・読み・例文・類語

しば‐た・つ【×屡立つ】

[動タ四]
音がしきりに聞こえる。
「堀江漕ぐ伊豆手の舟の梶つくめ音―・ちぬ水脈みを速みかも」〈・四四六〇〉
波などがしきりに起こり立つ。
島風に―・つ波のやちかへり恨みても猶たのまるる哉」〈金葉・恋上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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