履捨て(読み)ハキステ

デジタル大辞泉 「履捨て」の意味・読み・例文・類語

はき‐すて【履(き)捨て】

履物靴下などを、履き古してそのまま捨てること。また、一度履いただけで捨ててしまうこと。「歯の減った下駄履き捨てにする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「履捨て」の意味・読み・例文・類語

はき‐すて【履捨・穿捨】

  1. 〘 名詞 〙 履物や足袋・靴下・ズボンなどを一度はいただけで捨ててしまうこと。また、修理洗濯などをしないではいていて、古くなると捨てること。
    1. [初出の実例]「年よれば其身は梧の引下駄の踏捨(ハキステ)のごとく」(出典:浮世草子好色一代女(1686)五)

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