山上 八郎(読み)ヤマガミ ハチロウ

20世紀日本人名事典 「山上 八郎」の解説

山上 八郎
ヤマガミ ハチロウ

大正・昭和期の甲胄武具研究家 国史研究所所長。



生年
明治35(1902)年2月5日

没年
昭和55(1980)年4月15日

出生地
東京市牛込区(現・東京都新宿区)

旧姓(旧名)
松井

学歴〔年〕
早稲田大学政経学部〔大正13年〕卒

学位〔年〕
文学博士(国学院大学)〔昭和37年〕

主な受賞名〔年〕
帝国学士院賞〔昭和4年〕

経歴
安田生命保険に勤務の傍ら日本甲冑の研究に携わる。昭和3年26歳の時に、上・下巻で2500ページにもなる「日本甲胄の新研究」を出版。翌年学士院賞を受賞した。26年国史研究所長。他に「日本甲胄100選」「戦争と日本民族」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android