山下 太郎(読み)ヤマシタ タロウ

20世紀日本人名事典 「山下 太郎」の解説

山下 太郎
ヤマシタ タロウ

大正・昭和期の実業家 アラビア石油創業者。



生年
明治22(1889)年4月24日

没年
昭和42(1967)年6月9日

出生地
東京

出身地
秋田県平鹿郡大森町

学歴〔年〕
東北帝大農科大学(現・北海道大学農学部)〔明治42年〕卒

経歴
バター、穀物仲買人、貿易商などを手がけ、満鉄社宅の大量建設を受注。巨額の資産を築き、“満州太郎”の盛名をはせる。戦後、昭和31年日本輸出入石油を設立。33年にはアラビア石油を創立し、クウェート油田の開発に成功。“アラビア太郎”といわれ、日本における海外での自主開発原油第1号という不滅の足跡を残した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「山下 太郎」の解説

山下 太郎 (やました たろう)

生年月日:1889年4月24日
大正時代;昭和時代の実業家。アラビア石油創業者
1967年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android