山下陰(読み)ヤマシタカゲ

デジタル大辞泉 「山下陰」の意味・読み・例文・類語

やました‐かげ【山下陰】

山のふもとの陰となる所。
「尋ね来る人もやあると足引きの―に花ぞ残れる」〈国基集〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山下陰」の意味・読み・例文・類語

やました‐かげ【山下陰】

  1. 〘 名詞 〙 山のふもとのかげとなる所。山の下かげ。
    1. [初出の実例]「谷ふかみやましたかげにゆく水はとくるもいさやとどこほりつつ」(出典:斎宮女御集(985頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android