山代吉宗(読み)やましろ よしむね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山代吉宗」の解説

山代吉宗 やましろ-よしむね

1901-1945 大正-昭和時代前期の労働運動家。
明治34年7月7日生まれ。山代巴(ともえ)の夫。父の跡をついで福島県磐城(いわき)炭鉱飯場頭となり,炭鉱労働運動を指導。昭和2年の磐城炭鉱争議敗北後は地下活動にはいり,共産党に入党。4年四・一六事件で検挙される。10年出所したが,15再検挙され,服役中の昭和20年1月14日病没。45歳。明大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例