山地タイガ(読み)さんちたいが

世界大百科事典(旧版)内の山地タイガの言及

【タイガ】より

…北はツンドラ帯に接し,南限は,ロシアではサンクト・ペテルブルグ,ニジニ・ノブゴロド(旧名ゴーリキー),ペルミを結ぶ線の北方に,ウラル以東ではほぼシベリア鉄道沿いにその北側にある。現在は山地の針葉樹林を山地タイガと呼び分け,その南限はアルタイ山脈西部やサヤン山脈,シホテ・アリン山脈,北海道などで上記の線から南に突出している。また広義には,西ヨーロッパや北アメリカで北方松柏林boreal coniferous forestまたは単に北方林と呼ぶ,スカンジナビア,カナダ,アラスカなどの亜寒帯林や,アルプス,ヒマラヤその他高山の針葉樹林も,タイガ,山地タイガに含まれる。…

※「山地タイガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android