山川 柳子(読み)ヤマカワ リュウコ

20世紀日本人名事典 「山川 柳子」の解説

山川 柳子
ヤマカワ リュウコ

明治〜昭和期の歌人



生年
明治16(1883)年2月13日

没年
昭和51(1976)年12月14日

出生地
東京

旧姓(旧名)
長谷川

学歴〔年〕
お茶の水高女補修科〔明治33年〕卒

経歴
在学中より佐佐木信綱師事し「心の花」に参加。昭和15年「短歌人」同人となり、また「火の鳥」にも参加。句集に7年刊の「木苺と影」をはじめ「さきくさ」「母と子」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山川 柳子」の解説

山川柳子 やまかわ-りゅうこ

1883-1976 明治-昭和時代の歌人。
明治16年2月13日生まれ。女子高等師範付属高女在学中に「心の花」に入会し,佐佐木信綱に師事。法学者山川幸夫と結婚し,夫と死別後,子育てをしながら歌をつくる。昭和15年斎藤劉(りゅう)らと「短歌人」を創刊した。昭和51年12月14日死去。93歳。東京出身。旧姓は長谷川。歌集に「木苺と影」「母と子」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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