山懐（読み）ヤマフトコロ

デジタル大辞泉「山懐」の意味・読み・例文・類語

山々に囲まれた奥深い土地。「山懐にいだかれた村」
[類語]山中・山内・山奥・山腹・中腹・山間さんかん・山間やまあい・山峡やまかい

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〘名〙山間のくぼんで、ふところのように入り込んだ所。山に囲まれた奥深い所。山のふところ。

※宇津保（970‐999頃）俊蔭「よのなか人も詣でき通はぬ山ふところに、いかで入らせ給へるならん」

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