山木千賀(読み)やまき せんが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山木千賀」の解説

山木千賀 やまき-せんが

1846-1921 明治-大正時代箏曲(そうきょく)家,作曲家。
弘化(こうか)3年6月30日生まれ。山田流山木家4代。2代,3代山木検校(けんぎょう)にまなび,山林勾当(こうとう)をへて山木千賀を名のる。「頼光」「皇国の光」などおおくの作品をのこした。大正10年6月24日死去。76歳。江戸出身。本名は小林勝太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の山木千賀の言及

【山木派】より

…2世および3世に師事。襲名後,山木千賀と名のる。その作品は,《頼光》《葉山八景》《春の栄》《四季の遊》など非常に多く,町田杉勢との合作《三九年川(みくねがわ)》もあり,さらに富本節の《六玉川(むたまがわ)》《桜七本(さくらななもと)》なども移曲。…

※「山木千賀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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