山本時男(読み)やまもと ときお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本時男」の解説

山本時男 やまもと-ときお

1906-1977 昭和時代の発生生物学者。
明治39年2月16日生まれ。昭和18年名古屋帝大教授となる。魚類の発生生理を研究し,受精波説を提唱。また性ホルモンによるメダカ性転換実験世界ではじめて成功した。51年学士院賞。昭和52年8月5日死去。71歳。秋田県出身。東京帝大卒。著作に「魚類の発生生理」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android