山本東次郎(3世)(読み)やまもととうじろう[さんせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山本東次郎(3世)」の意味・わかりやすい解説

山本東次郎(3世)
やまもととうじろう[さんせい]

[生]1898.9.26. 東京
[没]1964.7.26. 東京
能楽師。大蔵流狂言方。則重。初名河内晋。2世山本東次郎の門弟。のち養子となり,2世の没後東次郎を継いだ。2世の芸風を守り,謹直な芸風を堅持した。第2次世界大戦後,狂言の学校巡演を行ない,よくその普及に努めた。 1957年重要無形文化財保持者認定。著書に『間 (あい) 狂言の研究』がある。

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