山本駅(読み)やまもとのえき

日本歴史地名大系 「山本駅」の解説

山本駅
やまもとのえき

古代大和から山陰方面に至る山陰道に設けられた駅家。

「続日本紀」和銅四年(七一一)正月二日条に「始置都亭駅、山背国相楽郡岡田駅、綴喜郡山本駅、河内国交野郡楠葉駅」とある。平城遷都の翌年に設置されたことになる。跡地は明らかでないが、駅名から近世の山本村内と考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android