朝日日本歴史人物事典 「山村らく(初代)」の解説
山村らく(初代)
生年:天保6(1835)
女性劇場振付師。上方舞山村流屈指の名師匠。歌舞伎役者市川(本姓久保田)鰕十郎の妻。通称鰕らく。明治初期の大阪において,山村れんと共に活躍した。谷崎潤一郎が贔屓にした鰕らくは2代目で,初代の孫。<参考文献>小寺融吉「山村流の系譜」(『上方』98号)
(丸茂祐佳)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(丸茂祐佳)
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