山村舞扇斎(2代)(読み)やまむら ぶせんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山村舞扇斎(2代)」の解説

山村舞扇斎(2代) やまむら-ぶせんさい

1869-1942 明治-昭和時代前期の舞踊家
明治2年2月5日生まれ。山村登久(とく)の孫。山村若を名のり,歌舞伎・文楽(ぶんらく)の振り付け,大阪南地五花街の芸妓(げいぎ)の指導などもおこなう。昭和16年関西舞踊協会の設立に参加し副会長。17年舞扇斎を襲名,上方舞山村流3代宗家となった。昭和17年10月26日死去。74歳。大阪出身。本名は中島若子。号は吾斗。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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