山猫廻・山猫舞(読み)やまねこまわし

精選版 日本国語大辞典 「山猫廻・山猫舞」の意味・読み・例文・類語

やまねこ‐まわし ‥まはし【山猫廻・山猫舞】

〘名〙 江戸時代人形まわしの一種。箱に人形を入れて背負い、腰鼓を叩いて子どもたちを集め、指人形を操って見せた大道芸。また、その人。山猫⑥を使うところからの呼び名という。山猫。
浄瑠璃・難波丸金鶏(1759)三軒家貸座鋪「山猫廻(ヤマネコマハ)しの貂八が、首にかけたる箱の内、両手に遣ふ指人形、ちゃんちゃんちゃんちゃん声はり上」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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