山田新田村(読み)やまだしんでんむら

日本歴史地名大系 「山田新田村」の解説

山田新田村
やまだしんでんむら

[現在地名]茅野市玉川たまがわ 山田

大泉おおいずみ(一一一五メートル)の南、北は中沢なかつさわ、西は神原かみのはらに接し、南北大門道だいもんみち(善光寺道)が通じている。

寛永三年(一六二六)古田ふつた村の久内・庄吉・新次郎の三人が神原村の地分に新田を開発して同八年高島藩允許を得た。山田新田開発免許状(牛山氏ほか蔵)には「上之原村(神之原村)之内、山田之荒所切開申度之由言上之趣、御給人衆も助言ニ付、如此手形出シ候、然則年貢米之儀ハ来申之年(寛永九年)より(同十三年)之暮迄五ケ年令用捨候、水役之儀拾ケ年相過候可仕候、為其一札如件」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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