山県ロバノフ協定(読み)ヤマガタロバノフキョウテイ

デジタル大辞泉 「山県ロバノフ協定」の意味・読み・例文・類語

やまがたロバノフ‐きょうてい〔‐ケフテイ〕【山県ロバノフ協定】

明治29年(1896)ロシアを訪れた山県有朋とロシア外相ロバノフとの間で調印された議定書。日露両国朝鮮に対する権益を決めた。

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精選版 日本国語大辞典 「山県ロバノフ協定」の意味・読み・例文・類語

やまがたロバノフ‐きょうてい ‥ケフテイ【山県ロバノフ協定】

(ロバノフはLobanov) 明治二九年(一八九六)山県有朋とロシア外相ロバノフによって調印された、朝鮮に関する日露間の協約。日露両国は朝鮮に財政援助を与えること、両国の朝鮮における電信の権利獲得、両国が軍隊派遣のときは用地地域を限定することなどを協約した。

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