山藤新田(読み)やまふじしんでん

日本歴史地名大系 「山藤新田」の解説

山藤新田
やまふじしんでん

[現在地名]港区善南ぜんなん町・宝神ほうじん町 山藤

熱田前あつたまえ新田の西端に接する小新田で、海東かいとう戸田とだ(現中川区)の農民山田弾六と名古屋みや(現中区)の町人藤川屋九郎助の二人により請負開発された。両者の名をとって新田名とした。文化一四年(一八一七)開発、田畑二町余(港区のおいたち聞書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android