山高神代桜(読み)ヤマタカジンダイザクラ

デジタル大辞泉 「山高神代桜」の意味・読み・例文・類語

やまたか‐じんだいざくら【山高神代桜】

山梨県北杜ほくと市武川町の実相寺境内にあるエドヒガンザクラ古木。根回り13.5メートルで、樹齢は約2000年といわれる。大正11年(1922)、国の天然記念物に指定された。山高神代桜。神代桜。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の山高神代桜の言及

【サクラ(桜)】より

…本州,四国,九州の山地に生え,朝鮮半島,中国にも分布しており,各地に巨樹,名木が残っている。日本一大きいといわれる山梨県武川村の山高神代桜(やまたかじんだいざくら)をはじめ,山形県伊佐沢の久保桜,岐阜県根尾谷(ねおだに)の薄墨桜(うすずみざくら),巨岩を割って生えている岩手県盛岡市の石割桜(いしわりざくら)などはいずれもエドヒガンの大木で,天然記念物になっているものが多い。エドヒガン系の糸桜も同じころ枝をやさしく垂れさげて,淡紅白色一重の花を開く。…

※「山高神代桜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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