岡本寧浦(読み)おかもと ねいほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡本寧浦」の解説

岡本寧浦 おかもと-ねいほ

1789-1848 江戸時代後期の儒者
寛政元年生まれ。初め浄土真宗の僧となり大年と称した。儒学にこころざし還俗(げんぞく),大坂篠崎小竹,大塩平八郎,江戸の安積艮斎(あさか-ごんさい)らを師友とした。土佐高知藩にまねかれて教授館の教官となり,家塾もひらいた。嘉永(かえい)元年10月4日死去。60歳。土佐出身。名は惟密。通称退蔵。著作に「処緇流論(しょしりゅうろん)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android