岡村簣斎(読み)おかむら きさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡村簣斎」の解説

岡村簣斎 おかむら-きさい

1815-1873 幕末-明治時代の儒者
文化12年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士山県墨僊(ぼくせん),京都で牧百峯(ひゃくほう)に師事し塾をひらく。禁門の変後,帰郷。維新前後に山口明倫館教授などをつとめた。尊攘(そんじょう)運動で死んだ人たちの事績を収録した「忠節事蹟」を編集。明治6年9月29日死去。59歳。名は酌中。字(あざな)は士黄。通称は熊七,熊彦。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android