岩本乾什(初代)(読み)いわもと けんじゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩本乾什(初代)」の解説

岩本乾什(初代) いわもと-けんじゅう

1680-1759 江戸時代中期の俳人
延宝8年生まれ。江戸新吉原の妓楼天満屋(一説雁金屋)の主人岩本子英にまなび,その死後水間沾徳(せんとく)の門人となる。乾什座の祖。宝暦9年2月17日死去。80歳。弟子大塚雪斎によって追善集「毛登濃美津(もとのみづ)」があまれた。通称は仁左衛門。別号に左英,呉丈,千歳児,満足庵,酒為郷など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android