岩橋 武夫(読み)イワハシ タケオ

20世紀日本人名事典 「岩橋 武夫」の解説

岩橋 武夫
イワハシ タケオ

昭和期の盲人福祉事業家 日本盲人会連合会会長。



生年
明治31(1898)年3月16日

没年
昭和29(1954)年10月28日

出生地
大阪府

学歴〔年〕
早稲田大学理工科中退,関西学院大学英文学科〔大正12年〕卒

経歴
大学在学中失明、エジンバラ大学(哲学)留学後、関西学院大学の教職に就き、大阪盲人協会会長。昭和11年日本最初のライトハウスを大阪に創立、点字出版、更生援護施設などの事業を進め、23年日本盲人会連合会を結成。30年アジア盲人福祉会議を東京で開催、以後5年ごとに開く。12年と25年の2回、ヘレン・ケラーを日本に招致、29年死去の際には、ヘレン・ケラーが日本に駆けつけた。自叙伝「光は闇より」は昭和初期のベストセラーとなった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「岩橋 武夫」の解説

岩橋 武夫 (いわはし たけお)

生年月日:1898年3月16日
昭和時代の盲人福祉事業家
1954年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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