岩橋邦枝(読み)いわはし くにえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩橋邦枝」の解説

岩橋邦枝 いわはし-くにえ

1934-2014 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和9年10月10日生まれ。お茶の水女子大在学中「つちくれ」「逆光線」で注目される。結婚後休筆。昭和51年活動を再開し,57年夫婦の愛憎焦点をあてた短編集「浅い眠り」で平林たい子文学賞,61年「伴侶」で芸術選奨新人賞,平成4年「浮橋」で女流文学賞。6年「評伝長谷川時雨」で新田次郎文学賞。「評伝 野上彌生子迷路を抜けて森へ」で24年紫式部文学賞,25年蓮如賞。平成26年6月11日死去。79歳。広島県出身。本名は根本邦枝。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む