岩絵(読み)イワエ

デジタル大辞泉 「岩絵」の意味・読み・例文・類語

いわ‐え〔いはヱ〕【岩絵】

岩の表面や洞窟内の壁面などに描かれた絵。特に、有史以前人類が描いたものについていう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

山川 世界史小辞典 改訂新版 「岩絵」の解説

岩絵(いわえ)

旧石器時代後期およびそれ以降になって岩壁露岩に表現された絵の総称アフリカユーラシアオセアニア南北アメリカなど全世界に分布する。石で岩の表面に傷をつけた刻画顔料を用いて描いた絵画とがある。サハラ砂漠のタッシリブラジルサバンナ岩壁画など大規模なものもある。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android