岩蓮華(読み)イワレンゲ

デジタル大辞泉 「岩蓮華」の意味・読み・例文・類語

いわ‐れんげ〔いは‐〕【岩×蓮華】

ベンケイソウ科多年草。関東以西の岩上に自生藁葺わらぶき屋根などにも生える。へら形の葉が重なり合い、ハスの花に似る。9~11月小花が円錐状に密生し、下方から順に開花明治時代多くの園芸品種が作られた。

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精選版 日本国語大辞典 「岩蓮華」の意味・読み・例文・類語

いわ‐れんげいは‥【岩蓮華】

  1. 〘 名詞 〙 ベンケイソウ科の多年草。本州南部から九州の岩上やわらぶき屋根の上に生えるほか観賞用に栽培もされる。葉は青白色で肉が厚く、へら状をし、蓮華状に多数重なり合う。夏から秋に葉心から二〇センチメートル内外の茎がのび、白い小さな花が総状に密生する。《 季語・秋 》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「岩蓮華」の解説

岩蓮華 (イワレンゲ)

学名Orostachys iwarenge
植物。ベンケイソウ科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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