岩鬚(読み)いわひげ

精選版 日本国語大辞典 「岩鬚」の意味・読み・例文・類語

いわ‐ひげ いは‥【岩鬚】

〘名〙
ツツジ科の常緑小低木。北海道、本州中・北部高山で日当たりのよい岩の間に生える。茎は緑色のひも状でよく枝分れし岩上に横たわる。葉は長さ二ミリメートルの細かい卵形でうろこ状に茎に密生する。夏、枝の上部から短い花柄を直立し、白色の鐘形の花を下向きにつける。〔書言字考節用集(1717)〕
褐藻植物門の異形世代類コモンブクロ科の褐藻。本州北部の太平洋岸から九州の干満線近くの波の荒い岩上に群生する。高さ五~一五センチメートル、径一ミリメートルほどあり、黒褐色でかたく、老成すると中空になる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「岩鬚」の解説

岩鬚 (イワヒゲ)

学名Cassiope lycopodioides
植物。ツツジ科の常緑小低木,高山植物

岩鬚 (イワヒゲ)

植物。シシラン科の常緑多年草。シシランの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android