岸沢式佐(3代)(読み)きしざわ しきさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸沢式佐(3代)」の解説

岸沢式佐(3代) きしざわ-しきさ

1774-1829 江戸時代後期の浄瑠璃(じょうるり)三味線方
安永3年生まれ。2代岸沢式佐の門人。前名は2代九蔵。寛政12年に3代目をついだが,5年後に破門され,数寄屋藤八と名のり富本派に転じる。文政3年ゆるされ2代右和左(うわさ)をついだ。4代式佐と師が相ついで没した後,岸沢派の家元争いに敗れ,文政12年憤死したという。56歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android