峭抜(読み)しょうばつ

精選版 日本国語大辞典 「峭抜」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ばつ セウ‥【峭抜】

〘名〙
① 群を抜いてそびえ立つこと。聳抜
空華集(1359‐68頃)一一・贈東源詳上人旋信陽詩序「世称信陽、山峭抜而地気寒冽」 〔裴説‐春日山中竹詩〕
② (形動) 抜群にすぐれていること。俗を離れていること。また、そのさま。〔墨荘漫録‐巻一〕

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普及版 字通 「峭抜」の読み・字形・画数・意味

【峭抜】しよう(せう)ばつ

抜群にすぐれる。〔墨荘漫録、一〕王(安石)の書、勁峭拔、飄飄(へうへう)としてならず。世に之れを風疾雨と謂ふ。

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